新感覚! SF怪獣映画!
突如現れた怪獣たちと、息も心もピッタリな二人組戦士が世界のために戦う、SF怪獣映画!ロボ好きも怪獣好きも、大人から子供までも楽しめる、新感覚な映画だったのではと思います。カッコいい戦士たちの戦いや激変する怪獣達、濃いキャラクター達のたまに見せるコミカルなやりとりのお陰で、最後まで退屈せずに鑑賞出来ました。こういった作品は、時間があればまた何度か見たいですね。 過去の戦いで兄を亡くし、暫くはイェーガーと怪獣から身を退いていたローリーですが、それでも再び戦闘員として立ち上がった所が個人的にかっこよかったです。その辺はなんとなくすんなりとした感じだったのですが、彼の戦う姿は最後まで本当に男らしくてカッコいい主人公でしたね。 ヒロインは、まさかの日本人戦闘員マコ。戦闘員としては優秀なのですが、自分の悲しい過去を目の前にすると弱さが出てしまう。そんな人間らしい弱さを持っている彼女でしたが、イェーガーを操縦するパートナーとなったローリーとシンクロし戦うことで、過去に負けない強い心が芽生えた気がします。二人のコンビネーションも素晴らしかったです。二人のシーンで一番印象的だったのは、ローリーのパートナーを決める適合試験とラスト。イェーガーでの戦闘も迫力があって良いのですが、人間同士の戦いっぷりも本格的で迫力がありました。 そして忘れてはいけない今回のメイン、イェーガー。恐ろしい怪獣に人間が立ち向かえる唯一の手段です。操縦するのは、優秀な戦闘力を持つだけでなく、心と体を完全にシンクロさせた二人の戦闘員。なのでそう何人も操縦できる人間はいません。しかし力を発揮すれば怪獣をやっつけられるんです!ローリーの繰り出した「ロケットパーンチ!!」(吹替え版)で、日本のロボットアニメが思い浮かぶのではないでしょうか。(笑)武器も個性的で個人的にとてもカッコよくて好きでした。とにかく洋画らしい迫力と緊張感のあるストーリー展開、登場人物の熱く感動するドラマ。これらがつまったこの作品は、私の洋画への感心度を急上昇させる様なものでした。この作品を機に、洋画やSFロボ映画に触れてみるのもいいかもしれませんね。またこの作品は、テレビゲームとしても注目されています。映画業界の外でもイェーガーの戦いが見れるのかと私は驚きました。この勢いで次回作が出来ることを期待しています。
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