ある意味天然が一番のモテキャラ。そうなんだけど。
設定は、平々凡々なフツーの女子高生が、ありとあらゆる美男美女にちやほやされまくりの、定番といえるラブコメ☆
ですが、なんで美男美女軍団が平々凡々な女の子にひかれていくのか?がちゃんと描かれている作品です。だからこそ人を好きになるコト。 好きな気持ちの持ち方、表し方のいろんな形を感じられました。
だからでしょうか?モノの見方や考え方は、ものすごく影響を受けている気がします(笑)
私自身、主人公たちと同じ高校時代を中心にこの漫画をよんだからかもしれないですね。
でも、それはとったもありがたい気づきだったな。と今も思います。
たとえば…
今は美男子、昔太っていた男子が、平凡主人公を一途に追いかけているんですが、まぁ、女たらしなわけです。(笑) でも、その女たらしの理由は「亀岡(平凡主人公(笑))をくどく練習。」
しかも趣味もなにもかも亀岡がらみ。でも、ちゃんとそこからやりたいことになってつながってるから芯がある男としてカッコ良くみえちゃうんですよね。
しかしゲスですよねー(笑)手当たり次第にいろんな女に手を出して…
だけど、一途でピュアすぎて報われない(笑)。好きだけど好きすぎて、相手の幸せが一番になってしまう。
結果。亀岡の恋を応援する。
しかもその「好き」のきっかけが幼稚園のときに唯一太っていることをバカにせず、「太っているってなにかいけないことなの?」といったその言葉。
ここまで、ピュアなゲスもいないでしょうけど、そういう根本を揺るがすものって誰でも揺さぶられるんだろうな。と思います。
そんなピュアなゲスに心を惹かれるのは、美人才女。もちろん亀岡ラブ(笑)
ラブの理由は、美人才女ってことで周りがウルサいのに、亀岡だけ1人の同じクラスメイトとして、フツーに接したこと。
そう、主人公亀岡の魅力って当たり前の善悪。好き嫌い。をまっすぐそのままにもっていることなんですよね。それが「天然」でできているすばらしさ。
当時、軽く中二病にもかかっていた私は、もう自分が恥ずかしくなりました。肩書き、家庭環境、噂話…この漫画の美男美女軍団(笑)じゃないにしても、普通の生活の中で色眼鏡をかけずに人と接しているか?
これは今でも心にとめていることです。
大好き(笑)なゲス男のことばかりになってしまいましたが 、その他もみんなキラキラしてステキで大好きなお話です。
恋だけに終わらない「アガペー」の恋愛をやってやる!!…なかなかできませんけど。っていいたくなるマンガです。
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