フリースタイル - 8 Mileの感想

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フリースタイル

2.52.5
映像
2.5
脚本
2.5
キャスト
3.5
音楽
3.5
演出
1.5

言葉の暴力

それが象徴的なのがフリースタイル

当時日本では、まだあまり知られていないフリースタイル、この映画を見て始めた人も少なくないだろう。

当時、映画の主人公とライバルの貧富の差が、アメリカにもある中で、アンダーグラウンドの背景に、貧しくても言葉一つで戦って、夢と名誉とマネーを掴む為、重労働低賃金だろうと、劣悪な家庭環境だろうと、理不尽な暴力を受けようと、いつかきっとのしあがる夢を持った青年が沢山いた。

中々悪い環境がここまで揃うと、人は心が折れてしまうと思われる。自分ならうつ病かな。

しかしエミネムは凄かった!

何が凄いって?

この映画で抜群のリリックを見せ、当時日本で無名だったのが、一気に知名度が上がったエミネムが凄い。

日本で外国人のラッパー=エミネムって位、ちょっとお洒落な服屋に行くと、連日エミネムの音楽が流れていた。

そして気づけばラップの認識が日本で変化していったりもした。

1.まず服装!

当時の日本はラッパー=Bボーイ

ダボダボの服にキャップって感じだった。

しかしエミネムは違った。

何処にでもいる真面目そうな青年なんです。

ジーパンによれよれの作業着?Tシャツ?みたいな服。

革新だったんだよね。

そこから日本のスタイルも変わっていき、サラリーマンの様なスーツの人もいれば、オタクの様な人も、言葉を狂気に変えていくフリースタイルを繰り出していく。

2.ラップと映画とTV

ラップの映画なんて、日本では全然なかった位、当時は気にしていなかったのに、今ではいろんな映画がでてるよね。

一つあげると、埼玉のラッパーとかかな!

日本風なラップ映画で、8Mileの様な格好良さは微塵も感じられないけど、駄目駄目な主人公のラップがやりたいソウルや、アンダーグラウンドな要素でいったら、8Mileに負けない位癖になる映画です。

それと最近なんかはTVで、フリースタイルダンジョンなんてのもあるからビックリだよね!

長々と書いといて8Mileの何が言いたいかって?

つまりこの映画猛毒なんです。

なんてね!

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