ファン待望の映画化!期待を裏切らなかった秀作ぞろい!
テレビドラマ「世にも奇妙な物語」を毎回見逃さない!といったファンにとっては待望の映画化だったと思います。一作目の「雪山」はその当時流行っていた都市伝説をヒントに作られたものですが、こわいシーン満載ではじめから恐怖感を感じました。見ている自分も猛吹雪の中ににいると錯覚してしまうくらい迫力があり、キャストたちの演技力は素晴らしいものでした。そして最後の結末まで目が離せない怖い作品でした。物語の展開、セリフのひとつひとつが、とても丁寧に作られていたように感じます。凍りついた大杉さんなど、特に最後のシーンは衝撃的で忘れられません。そしてパニックになる矢田さんにはこちらもハラハラさせられました。本当はここで何があったんだろうって想像すると怖いですね。やはりこの作品が一番「世にも奇妙な物語」らしい怖さを感じられました。「携帯忠臣蔵」は珍しい時代劇だったのですが、これも中井さんの演技が秀逸だった記憶があります。「チェス」は映像がスタイリッシュで内容も非現実的で楽しめました。「結婚シュミレーター」は感動もので締めくくりにはぴったりの作品でした。一度でなく何度も繰り返し観ると作品の良さが伝わるたいへん凝った作りの映画だと思いました。
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