一番のバイブル漫画 - 味いちもんめの感想

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漫画レビュー数 3,135件

味いちもんめ

4.154.15
画力
3.35
ストーリー
3.80
キャラクター
3.50
設定
3.75
演出
3.50
感想数
2
読んだ人
2

一番のバイブル漫画

4.34.3
画力
3.7
ストーリー
3.6
キャラクター
3.5
設定
4.5
演出
3.5

目次

日本料理を食べる前に読んどこう!

最近、美味しいものを食べてる女子が描かれる漫画がすごく増えたように感じます。

ドラマまでなっていたりと、本当にすごいと思います。

だが、私が一番おすすめしたいのは「味いちもんめ」です!

古い!初版とほんと古い!

古本屋に行っても最初のシリーズはなかなか見つからない。

特別シリーズ・読み切り系はすぐ見つかるのですが・・・。

ネットならすぐに見つかるので、ネットをお勧めします。

さてさて、なぜこの漫画がお勧めなのかというと、日本料理の職人さんの心意気がすごくよくわかるという事なのです。

日本料理の修業時代や、歴史、人情など。

これを読んでから、日本料理を食べに行くと、いつもと違った目線で味わえると思います。

一つのシンプルな料理だからこそ、職人技が光るといいましょうか。

そして、日本料理で修業している坊主の方にも是非読んでいただきたい。

もう。是非にです!

私は日本料理店で初めて包丁を握った程初心者からはいったのですが、そのとき料理長からおすすめして頂いたのがこの漫画でした。

しきたりなども全く分からなかったので、この本を教科書とヒント本にして、頑張りました。

勇気もたくさんもらい、続ける理由にもなりました。

なによりかっこいいと感じました。

正直今はこのような風景は減っていると思います。だからこそ、思い出していただきたいです。

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人情と味を食す『味いちもんめ』

新宿の料亭を舞台に、成長していく板前の物語『味いちもんめ』は小学館『ビッグコミックスペリオール』にて長期連載されていた漫画だ。SMAPの中居正広主演で幾度となくドラマ化しているから、タイトルだけでも知っている人は多いだろう。大黒摩季の主題歌「ら・ら・ら」も有名だ。料理漫画との見方もあるが、実際は人情と人間模様を描いた作品であり、料亭・藤村の板前や常連客たちが抱えたトラブルを、料理によって解決していくというスタンスが多く見られる。原作者である故・あべ善太氏の本業が国語教師であった故か、作中で度々披露される落語や短歌などが物語にいい味を添えている。これらの知識は主に主人公・伊橋悟の成長への布石になることも多い。お調子者の伊橋は、失敗を繰り返して成長していく『味いちもんめ』は伊橋悟が板前として成長していく過程を描いている。追い回し、焼方、煮方と物語の進行と共に伊橋も出世していく訳だが、これは...この感想を読む

4.04.0
  • すらりすらり
  • 464view
  • 2286文字
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