All You Need Is Kill
何度もループしてしまう世界の話。
死んでも死んでも前日の朝に戻ってしまう。
僕だったらたぶん精神的にやられる。
死ぬのは怖いし何度も痛い思いをするしそんなの嫌すぎる。
この物語の主人公キリヤも最初は僕と同じような感情だったのに何度も死ぬことでそれを前向きに捉えギタイを倒すための戦術を死ぬたびに学んでいく。その内死ぬことを恐れずむしろ死は自分の味方だと思うようになる。
まあそれにしてもギタイが気持ち悪すぎるし不気味。
キリヤの1日のスケジュールの中に「ヨナバル達のバカ騒ぎに参加」って書いてあってなんかホッとした(笑)死を繰り返してくうちにキリヤの顔だんだん怖くなっていくし何度も同じ朝にループするってことは休みの日っていうのが無いわけだからそういう休みの時間もちゃんと無いとほんとに精神やられるよね。っていうかこのループする人がキリヤじゃなくヨナバルだったら絶対耐えられてない気がする(笑)
すごいダークな話だけどリタの可愛い一面とかも描かれててちょっと笑えるのが良き
この話、作画が小畑健さんだからおもしろいっていうのもあるよね。もし違う人が描いてたらこんなダークな雰囲気出てなかったと思う。死ぬ描写とかグロテスクですごい良い。
周りの人間からしたらこの戦争に「初出撃」のキリヤがリタと同じバトルアクスを持って戦ってるのってすごいおかしいよね(笑)普通に疑問に思うよね(笑)そこんとこどうなんだろってちょっと読んでて思った。少なくとも軍曹とかは注意すべきよね。
リタは3歳年上の人のパスポートを使って防疫軍に入ったってことは、実際の年齢は19歳ってことだよね。19歳でこんな過酷な世界にいるってすごい。しかもループしてるわけだし女の子でこんなん耐えられるって強い。そりゃ過去のこともあるだろうけどそれでも強いよ。
なんか途中から脳がギタイの電波とってるとかバックアップとか、頭の悪い僕には難しくて理解はしてるけどなんか言葉にできない(笑)リタは今回の戦争ではループしてないってことだよね。
でも最後どっちか死ななければならなくなるのつらすぎた。どっちもが助かる方法はなかったんかな。それならもうずっとループしていなければならないのかな。悲しいね。
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