なにこれ!カッコイインデスケドォオオオ!
ぶっちゃけ「ヤクザ映画とか趣味じゃないし…」とかって食わず嫌いしていたこの作品。深作欣二映画は「バトルロイヤル」しか見た事なくて、久々観たらエンドがすごく良い!!大人になったからこそわかるメッセージ性に感動したもんで、他の深作作品を鑑賞したくなり「やっぱコレっしょ!」と観始めてしまった。実は最後まで観れないんじゃないかとも思っていた。
まぁ、とりあえずものは試しと再生すると、初見であるにも関わらず聞き慣れたオープニングソング。一体どこで聞いたことがあるのかは不明だがワクワクしてしまう。白黒の画面に手書きの書体で出演者の名前が並び時代を感じるが超カッコいい。画面も書体も躍動感があって圧倒された。この時点で、そりゃ評価されるよね…となる。
ほんでストーリーが始まると、これまた見た事ある若かりし俳優陣。ベテラン、大御所ばかり。そんな彼らが熱い!熱すぎる!演技が熱過ぎて台詞が聞き取れない!w(音声の質にもよるけど)だが、それがいい!!やり過ぎて熱すぎて、誰と誰が争ってて、どうなってるのかわかんなくなる時あるけどケンカ中ってそんなもんじゃん?みたいな。そんな演出しちゃう深作欣二スゲェエエ!ってなるよね。観てる観客が置いてきぼりになっても画面の熱さの方を優先している感じがカッコイイ。しかも最後の作品になる「バトルロイヤル」まで一貫してそのスタイルなんだもん。それがまたカッコイイ。
やっぱ内容は男臭いんだけど時代背景やらも含め楽しめる作品。
でも観る人選ぶっちゃ選ぶし敷居高い感じするんで☆4つで。
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