思春期のイライラ
正直、今回の話はハリーが思春期でイライラしたり、人を信用できなくなり、 友達や大人に反発したり、いつも怒っているような印象を受け、 ハリーに対しては、ちょっと嫌だなと思っていました。 読みすすめていくにつれ、そうなってしまったハリーの状況、 人と疑うよう導かれてしまったり、そういったバックグラウンドもわかり、 自分に反省しました。 ただ、恋をしたり、友達と喧嘩したり、友達に救われたり、 大人に反発したり、友達を疑ったり、仲間との結束を強めたり、 まさに思春期そのものでした。 私たちも昔はあったはす。思春期ゆえのイライラやもやもやした気持ち。 それがすごく上手に表現されています。 この巻から、例のあの人との戦いも本格化しはじめ、 大切な人をうしなってしまいます。 あまりの迫力ある描写に、ハリーの状況に言葉がでませんでした。 次どうなるのだろう、ハリーはどうなるのだろう、気になって仕方ありません。
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