ド派手で斬新……でも、2人の絆は健在 - シャーロック・ホームズの感想

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映画レビュー数 5,784件

ド派手で斬新……でも、2人の絆は健在

4.54.5
映像
4.5
脚本
4.5
キャスト
4.5
音楽
4.5
演出
4.5

ミステリー文学の古典的名作で、ミステリーファンならずとも知っているコナン・ドイルの産んだ名探偵シャーロック・ホームズと、その助手で記録者のワトソン先生の活躍を主題にした映画です。ホームズとワトソンの他にも、モリアーティ教授やレストレード警部、アイリーンといった名脇役たちも登場します。 しかし、物語の作り・キャラクターの解釈・表現方法などは、とても個性的で現代的です。原典に忠実であることに重きを置くシャーロキアンには、邪道といわれるかもしれません。ただ、ホームズとワトソンの絆の強さは原作を忠実に踏襲されているので、個人的には、これはこれでパスティーシュとして、おもしろいと思います。 アクションの連続、爆破や魔術の儀式など派手な演出が続き、推理の道筋を落ち着いて楽しむことができないのが、ややマイナスポイントかなと思います。とはいえ、小説と映画という表現の違いもありますから、この点に関しても個々人の好みで判断が分かれるところかもしれません。

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ファンが描くシャーロック・ホームズの魅力

オリジナルストーリーに描かれたシャーロックの魅力シャーロック・ホームズと言えば、誰もが頭に浮かぶのはスマートでポーカーフェイスのイメージではないでしょうか?しかし本作のシャーロックは、そんなイメージとはまるでかけ離れたキャラクターとして描かれています。推理力をひけらかせて初対面のメアリーを怒らせてしまったり、敵と戦って関係のない造船所に入って船を破壊してしまったり、アイリーンに対しての警戒心はかなり甘くいつも騙されてしまったりと、とっても人間味あふれるシャーロックとなっています。一般的に知られているシャーロックとは一味違っていますが、少年時代からシャーロックのファンである監督のガイ・リッチー氏は、アーサー・コナン・ドイルの描くシャーロックの姿を自分たちなりに読み解いた結果、これが本来のシャーロック・ホームズの姿だと確信して描いたようです。シャーロック・ホームズの小説は、最初の2作が長編...この感想を読む

5.05.0
  • kilyoukakilyouka
  • 205view
  • 2040文字
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シャーロックホームズ

こんにちは。元々私はロバートダウニージュニアが大好きで、好きな主演男優のトップ5に入ります。これは映画館で観させていただき、さらにブルーレイも持っています。それぐらい私は映画好きです。シャーロックホームズが始まったとき、さっそくホームズが事件を解決していくシーンが見られます。当然賢いため、その解決シーンの出来事もすべて記憶していきます。そして彼は最後にもそのシーンで記憶にあることを覚えているため、すさまじい人物なのがこの1作でわかってしまいます。もともとは表立って活動をしていません。家で籠り、発明をして過ごしていますが、警察でも手に負えない事件は警察もホームズにお願いするとそんな感じです。映像、ストーリーともによくできており、圧巻されました。謎解き系かと思いきや、アクションも多彩にあり満足のいく終わり方でした。終わり方に関しては続編絶対にあるだろうなと思いました。まぁ、続編もあるんです...この感想を読む

4.54.5
  • アテネ@がんばらないアテネ@がんばらない
  • 67view
  • 526文字

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