Wallman-ウォールマン-のあらすじ・作品解説
Wallman-ウォールマン-は、Boichi(ぼういち)が原作した漫画作品である。2013年14号から連載を開始、2015年4月号で終了、単行本としては全3巻を刊行している。原作者は、韓国人漫画家で韓国の少女漫画でデビュー、その後活躍の舞台を日本に移し読み切りや連載作品を描いている。またヤングキングにおいて2006年4月号からサンケンロックを連載している。 舞台は日本、20年ぶりに帰国した殺し屋「ウォールマン」は5ヶ月後不摂生で太っていた。間借りしているのは売れない漫画家・久保田のマンションで、久保田からは次郎と呼ばれているが、たまに「寄生虫のゴキブリ」扱いされてもいる。無気力な次郎は眠る度にうなされる悪夢のことを思い、病気にでもなって死んでしまいたいと本音をこぼすのだった。 そんな時、久保田は次郎のために韓国人留学生とルームシェすることを決めたと告げる。気に入らない次郎は、部屋の様子を見に来た留学生を怒鳴りつけようとするのだが、美人のナミを見、二人はその場でルームシェアをOKした。 このナミはワイヤーとモーターを使い高層ビルを自在に移動する殺し屋「ウォールマン」を目指していた。