ロンジコーンのあらすじ・作品解説
ロンジコーンはヤングジャンプにて2012年の15号から同年33号まで連載された、吉村拓也による美容師漫画である。その後ヤングジャンプからwebYJに移籍したが、間もなく打ち切りとなっており、単行本も3巻で終了している。 特に目的のない毎日を過ごしていた19歳の少年、亜砂ジローの日課は街行くチャラ男の頭をバリカンで剃ること。ある日、幼馴染のあゆみと遊んでいたジローは、報復としてあゆみの髪を切られてしまう。そこへ偶然、美容師の男、東條が通りかかる。彼をきっかけにジローは美容師を目指し成長していく、という物語である。 作者の吉村拓也は実際に美容師経験を3年積んでおり、より細かに美容師の実態を知ることができる。美容師として働いた後、宮下あきらのアシスタントを経て、2010年にスーパージャンプ漫画賞準入選を獲得し、読み切りデビュー。さらに3本の読み切り作品を執筆後、週間ヤングジャンプにて本作で連載デビューを果たした。打ち切りとなったために、続編を期待し残念がるファンの声も少なくない。