毒狼のあらすじ・作品解説
毒狼は、猿渡哲也の原作した漫画作品である。ビジネスジャンプ誌上にて2004年12号から連載を開始、2005年3月号で終了、単行本として全4巻を刊行している。原作者の作品には日系人の飛葉が相棒とともにテロリストなどと戦う「ドッグソルジャー」など他がある 舞台は日本、この国で最も美味しいビジネスである宗教団体の一つ新興宗教・涅槃創生界と教団に育てられた暗殺者・キクチタケオ（暗号名・毒狼）の戦いを描く。 ある臨海工業地に逃げ込んだ男と、追う集団がいた。集団のリーダーと思わしき人物が「一闡提（不信心者）に天罰が下る」と述べ、部下たちが襲う。しかし、逃げていた男は刃物を手に鮮やかな反撃に転じ2人に深い傷を負わせ、1人を人質にとった。逃げる男は教団保安局の粛殺班（イス）に属していたのだった。 リーダーはうろたえることなく男に妻と子の写真を見せ、男は降参する。しかし、リーダーは妻と子と一緒に水の底に沈んだと告げ、男が落とした刃物で突き刺すのであった。そしてとどめを刺そうとした刹那、放たれたワイヤーが部下の一人を捉えた。
