ゾンビ映画の元ネタになった元祖ゾンビ小説!『アイ・アム・レジェンド』
SF小説の名作であり、娯楽小説としても今読んでも無類に面白い『アイ・アム・レジェンド』は最近ではウィル・スミス主演で映画になったことでも知られているのでタイトルだけは知っている人は多いかもしれません。しかしながら『アイ・アム・レジェンド』の実写化はそれ以前にも2回行われていました(『地球最後の男』、『地球最後の男オメガマン』というタイトルで日本では公開されました)。また、小説も1954年に発売されて以来、日本でも何度も再発されていて、そのためにタイトルが変わっています(『吸血鬼』『地球最後の男』など。『アイ・アム・レジェンド』はウィル・スミス版の映画が公開されたときに再発されたときのタイトルです。オリジナル版の『I am legend』をそのまま日本語にしたタイトルになりました)。こういうことからもいかにこの作品が時代を超えて評価されてきたことがわかります。なぜならばこの作品は普遍性のある深いテーマ...この感想を読む
5.05.0
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