元気やでっのあらすじ・作品解説
「元気やでっ」は週間少年ジャンプで1995年14号から同年24号まで連載された。全1巻。原作原案土屋守、次原隆二、作画山本純二によるいじめ問題を扱った問題提起漫画である。 主人公は中学2年生の女子で、同級生や担任からのいじめを受け立ち向かうまでの1年間を描いたストーリー。親までモンスターペアレンツ扱いされた主人公の味方は1人の親友と教育実習生の大学生のみだが2人の支えで最終的に教育委員会を動かすことに成功する。そして3年に進級したところで物語は終わる。この作品が連載開始されるに至った背景には連載開始の1年前にいじめを苦に自殺した事件が相次いでおき社会問題となった事がある。原案土屋守の長女が実際にいじめを受けた経験を元に作成されたフィクションである。 単行本は漫画のみの新書版と、漫画と同時期にジャンプに連載されたいじめを考えるコーナーに寄せられたいじめ体験談などとともに構成されたソフトカバー版の2種類がある。
元気やでっの評価
元気やでっの登場キャラクター
佐伯幸子
よみがな:さえき さちこ ニックネーム:さっちん 性別:女性 国籍:日本 性格:優しい 特徴:非常にのんびりしており、寝坊・遅刻の常習犯である 価値観:他人から頼まれごとをされると断れない 物語上での目的:自分がいじめをしないように誓う 標的:クラスにおけるいじめの標的にされる 要求:校長への要求は、「優...