だんじりのあらすじ・作品解説
だんじり は、漫画をコウノコウジ、脚本を工藤晋、監督を清原和博が担当した漫画作品である。ビジネスジャンプにて2011年8月号より連載を開始、2011年21・22合併号にて終了、単行本全2巻を刊行している。 今作品は、甲子園を目指す野球部を題材にしたスポ根もので、清原和博をモデルにした監督や部員を中心に描いている。 全国高等学校野球選手権大会神奈川県大会決勝の9回裏、みなとみらい学園対江ノ島学園の試合は、5対4でみなとみらいの1点リードで江ノ島学園の攻撃。円陣を組んだ部員たちに監督・鷹山は激を飛ばす。その光景をスタンド席から見つめる老人は昔と変わらないとつぶやく。監督・鷹山がスタンドにも聞こえる大声で指示をだすと、相手バッテリーは様子を見る。しかし老人は鷹山の作戦を解説してみせ、自分を殺してでもチームを活かすのが鷹山の野球だと語る。 鷹山はかつて、瀬戸内海に浮かぶ小さな島の高校を兵庫県大会決勝まで導いた立役者。しかし、降雨の中の決勝戦、2アウト9回裏でバッターボックスに立った4番の鷹山が、左足を踏み込んだ際にぬかるみに足を取られてアキレス腱を断絶した。鷹山がチームを活かすためにとった行動とは！？
