犯撃少女 キリエのあらすじ・作品解説
『犯撃少女キリエ』は菅原県による全1巻の漫画作品で、週刊ヤングジャンプ2011年13号から34号に連載された。 この作品の主人公である来咲キリエは、犯罪に巻き込まれやすいという体質を持つ女子学生である。そして主人公の相方を務めるのは、男子学生の和久井涼太である。彼は代わり映えしない日々に退屈しながら、彼女がいたらいいなと思うような平凡な男子学生であった。だがキリエに一目惚れし、行動を共にするようになったため、一緒に犯罪に巻き込まれるようになった。キリエと涼太はよく犯罪に遭遇するが、その犯罪のほとんどは凶悪犯罪ではない。最後の方には殺人犯も現れるが、それ以外はひったくりや軽犯罪などに遭遇する。この作品は、犯罪に関わりつつもシリアスな方向に話は進まず、基本的にはキリエと亮太が犯罪を撃退しながら繰り広げるラブコメディである。 また『犯撃少女キリエ』は、現実に役立つ防犯知識が得られるのが特徴である。たとえば、路上犯罪を防ぐ方法や集団スリの手口が描かれている。
