魔法少女まどか☆マギカの感想一覧
漫画「魔法少女まどか☆マギカ」についての感想が4件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
なんでこうなった?
夢落ち?未だにコネクトを聞くと、涙を我慢する事に苦労してしまう。暁美ほむらの苦労や苦痛、苦悩を考えると、どうしても。泣かない為に色々考え、夢落ちにしたらどうか、と考えてみた。なのでここからは全てが暁美ほむらの夢だったらとの仮定の下で進めて行く。まずは登場人物彼女達を立ち位置や性格などから、キャラ分けしてみた。まずは鹿目まどか。暁美ほむらの最高の友達だが、最初は助けられて、憧れて、助ける存在になりたいと願う。これは、過去の自分から変わりたい願望の表れではないか。自分で変わるきっかけを作る事が出来ないから、外部からのきっかけがあれば変わる事が出来るという、思考の流れと思う。また鹿目まどかは、暁美ほむらにとっての理想的な人物像であり、この頃の女子によく見受けられる百合的な要素も微かに見られる。これは恋愛への憧れと、長い病院生活から、異性との接触が少ない為、心理的にも分かり易い同性が、パートナ...この感想を読む
原作とはいい意味で違うコミカライズ
超人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のコミカライズ作品。通常コミカライズ作品の場合、アニメを見た後に、コミカライズ作品を読むと、動きと音がなく物足りなく感じられることが多いのだが、この作品はそれを感じさせず、むしろアニメよりもテンポよくこの作品を楽しむことができ、とても満足だった。原作アニメとの相違点としては・各魔法少女の武器のデザインが異なる・キュウべぇ(インキュベーター)に表情がある。(さやかの魔女化以降は原作と同じ)が大きく挙げられるだろう。だが、私が一番印象的だったのはほむらvsワルプルギスだった。ワルプルギスの夜の使い魔の中に、それまでに脱落したマミ、さやか、杏子の3人の影が登場するのだ。これは、まどかを救うことを一番に考え、ほかの3人を蔑ろにしてきた(と薄々感じている)ほむらの心情も表現していると考える。その点からも言って、このコミカライズを担当したハノカゲ氏自身、この作品...この感想を読む
意外と
こういう感じのものは、あんまり興味がない私なんですが、一時期鈴木おさむさんのブログにはまっていたときにたしかこのまどマギが意外とめっちゃおもしろいとかいてて、漫画喫茶で読みました。笑一見小学生の女の子?もしくはめっちゃオタクなひとがよむ?どっちなのかな?と思っていた漫画だったんですが・・・これはまず小さな女の子は絶対読まない方がいいですね・・・主人公の中学生まどかがひょんなことから魔法少女の道を歩むんですが先輩の魔法少女マミさんの死ぬシーンはめっちゃグロいです。こんなの小学生の女の子なんてもってのほかってくらい大変です。かなりびっくりして思わず2巻もよんだ私でした。
コミカライズ版
例の問題作(いい意味で)のコミカライズ版です。絵も可愛いし、大体原作に忠実でいいと思います。ですがやはりアニメのインパクトが強すぎて途中から流し読みみたいになってしまいます。アニメ版があまりにも偉大過ぎるので、ちょっと原作を思い出したい、なぞりたい時にみたい感じです。内容ですが、変わらず登場人物みんなかわいそうです…。辛すぎる。特にほむらちゃんの背負った宿命と主人公まどかの最後。中々報われない。キャラクター達が健気で純粋なのが余計に悲しくさせられます…。この漫画で一番満足出来たのは最後の方です。ラストを絵的な意味でも綺麗にまとめてくれたな、と。その部分で見ごたえがありました。