試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。の評価
試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。の感想
キュンとくる言葉にキュンキュンしちゃう
気になるのは、服じゃなくて、鏡に映る自分?試着室で気になる服を試着していたはずなのに、気づくと鏡の向こうの自分と目が合って、ハッとしたことって、女性ならいちどくらいは経験したことがあるはず。気になるのは、服じゃなくて、鏡に映る自分?この物語は、恋や仕事、家族や将来のことに悩む、ごくありふれた普通の女の子たち5人を主人公にしたお話だ。20代~30代、シングルの女の子たちが、そんな悩みから脱したくて、気持ちを切り換えたくて、渋谷の〝Closet(クローゼット)〝というセレクトショップを訪れる。そこには、店舗からするとかなり贅沢にスペースを取った試着室がある。白い扉を開ければ、足元から天井まで壁一面が鏡になっており、ひとり掛けの黒いソファーが脇を添える。登場人物の女の子たちはみな、そのキーとなる試着室の中で、自分を見つめ直し、本当の自分と向き合い、新たな自分になって試着室から出て行くのだ。キュンと心に響く...この感想を読む