バイロケーションのあらすじ・作品解説
ドッペルゲンガーとは似て非なる”バイロケーション”現象に苦悩する人々を描いた2014年公開の日本のホラー映画。原作は法条遙の同名小説、監督は「リアル鬼ごっこ」「劇場版 零 ゼロ」の女流監督安里麻里。 OL勤めで貯めた貯金で1人暮らしを始め、孤独にプロ画家を目指す忍の部屋に、目に障害を持つ勝が引越しの挨拶に来る。ほどなく恋に落ち入籍した2人は互いの部屋を行き来する結婚生活を始める。が、ある日忍がスーパーで自分そっくりの女が払った金が消失したため偽札使用を疑われ、加納と名乗る刑事に連れ出される。が、彼によれば、女は忍のバイロケーションで、忍の周囲に現れ、持ち物は数10分で消失する、そして自分もその被害者であると言うが…。 2役を演じるのは、忍を「渋谷怪談」「ゴーストライター」(TV)の水川あさみ、加納を「半沢直樹」「破裂」(共にTV)の滝藤賢一、加賀美をジャニーズJr.の高田翔、真由美を酒井若菜。謎の少年御手洗をKis-My-Ft2の千賀健永、館の主飯塚を豊原功補、妻小百合をマイコなど。
