極道めしの評価
極道めしについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
極道めしの感想
つまらなくはないけれど物足りないグルメ映画
グルメ映画なのかギャグ映画なのか日常映画なのか『極道めし』のジャンルを説明するのは難しい。というか、この映画の概要の説明をすること自体が難しい。ちなみにウィキペディアの説明ではハートフル映画となっているが、決してそんなことはない。『極道めし』の話のキモは、同じ房の囚人たちが、自分が一番美味いというメシを語り合う、というところにあるだろう。そのあらすじを聞いて、なんとなく興味を持って読んでみると肩透かしを食らう。最大の難点は、優勝したらどうなるかを、最初にネタバラシしてしまったところにあるだろう。ここを伏せておけば、後半まで期待感を保てるのに、序盤であっという間にバラしてしまったからつまらなくなってしまった。しかも、「おせちの好きな具をとれる」というショボさよ……。「おせちが唯一の楽しみ」という囚人のみじめさを描きたいにしても演出、シナリオ等々中途半端なので、やっぱりこの『極道めし』の説...この感想を読む