カイジ 人生逆転ゲームの感想一覧
映画「カイジ 人生逆転ゲーム」についての感想が12件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
実写化漫画の成功例
素晴らしいキャストでの実写化。至福っ…!特徴的言葉回し、金の人間の真理を突いた漫画家・福本伸行の作品は、老若男女問わず多くの人に読み愛されている。『アカギ』『賭博覇王伝 零』『銀と金』など、ほとんどの作品がギャンブルや賭博と関連しているのが主な特徴だ。命を削るようなオリジナルのギャンブルの数々は、独創的な設定と駆け引きの面白さから、多くの熱狂的ファンを生み出している。その福本伸行の代表作『カイジ』が、ついに実写映画となった。香川照之、天海祐希など、実力派の俳優陣が脇を固め、自他ともに認める”クズを演じさせたら当代随一”の藤原竜也が、主人公であるカイジを演じている。キャストの布陣は盤石。宣伝も功を奏してか、興行収入は22.5億円にもなった。漫画の実写化はダダ滑りの酷評の嵐になることが多いなかで、かなりの大成功といえるだろう。 もちろん、制作陣はキャストに全てを甘んじた訳ではない。漫画では一見し...この感想を読む
人生はゲーム
元々、漫画、アニメのほうは知っていたが独特の絵のタッチに受け入れがたいものがあり一度も見たことはなかった。映画自体も最初は友人に誘われてしぶしぶついていったという感じでさほど期待もしていなかった。だが見始めると期待以上というより裏切られるという感じだった。かなり大満足である。私自身が倹約家でまじめな事もあり、こういった突拍子もない話にどっぷりはまってしまっただけかもしれない。ただ、人と人との駆け引き、落胆・人の内面の汚さなど上手く描けている作品である。なんといっても主人公の情けなさや、少し人としてねっとりとしている部分を、藤原竜也が実に素晴らしく表現している。ぜひ非日常を体感してほしい。
もう少しハラハラしたかったな。
原作を読んでいます。一瞬一瞬がすごく長いので、(1つを迷ったり考えたりするだけでたくさんのページをつかっています)どんな感じになるのかなと思っていましたが、想像していたよりはうまくまとめてあるという印象。 最初のゲームと最後のゲームも多少繋がっていたのも、なるほど!って。ただ、限定ジャンケンは、「そんだけ?」ってほどに省略してましたね。結構、好きなゲームなんです。各カードの枚数比率の説明があるんですが、そういうきちんと読者を納得させてから心理を観ていく面白さがあるんです。なので、原作を読んでいないほうが、楽しめるかもしれません。原作知ってる人は広い気持ちで!笑藤原達也さんの顔が賢い顔なので、もう少しだらしない顔がよかったな。
人気漫画の完全実写化
作者、福本伸行の人気漫画の完全実写化の映画。借金まみれの主人公伊藤開示(藤原竜也)が遠藤金融の遠藤勇次(天海祐希)の紹介で帝愛グループによる闇のゲームに参加することになる。ゲームはとても簡単な内容なのだが、人間の入り混じった心理戦が複雑に絡み、難しいゲームになってしまいます。勝てば天国、負ければ地獄と本当そのままの感じの物語です。実際の単行本は10冊以上の長い話なのだが、要点をギュッと凝縮されており、漫画を知らない人でも楽しめる映画だと思います。個人的な感想は、伊藤開示がまずかっこよすぎ!あと遠藤勇次がなぜ女?と漫画を見たことがあると、キャストに残念な感じがしました。
誰もが楽しめる作品♪
利根川の名言が炸裂するシリーズ第一作☆この作品は本当に面白い!!マンガを読んだ事無かったのですが、十分に楽しめました。心理描写も良いし、鬼気迫る演技も観る人を引き寄せます!!『お金は人を狂わせる』という一面もありますが、この作品でお金に困っている人は、その態度を見ると、『それは苦労するよな』という性格をしているなと思います。それはお金と言うよりは、日常生活に困りそうな・・・。そんな印象を受けながら、人の性格や本性が剥き身になって出てくるところが、興味深いなと思います。あとは、色んな心理戦が繰り広げられますが、決して出来レースと言うわけでは無く、必ずどこかに突破口があるんだというのも、この作品は教えてくれるなと思います。友達と観ても面白いし、1人で楽しんでも観れる作品。シリーズ2作品出ていますが、こちらの作品が非常におススメです。
ビギナーに優しい
漫画を読んだことがない人間が楽しめるスタンダードな脚本。漫画を読んだこともないし、カイジについて情報を得ることもなかった私でも楽しめる作品だった。レビューされている方で漫画からのファンはガッカリな作品だったそうだ。確かに、そうかも。ビギナーにも分かりやすく。あからさまな説明はないにしろ、分かり易い。そして、迫真の演技から醸し出されるギリギリで生きている人の切迫な感じ。藤原竜也の目力と、恐怖で怯える表現などから、伝わりすぎり位に伝わる。終わりは、なぜか歯切れが悪かったが、漫画でもこのような感じなのか?!人生逆転は容易ではないと思った。
<原作
原作ファンとしては、とても残念な映画だったと言わざるを得ません(汗)。キャスティングは個人的には好みだったので期待していたんですが、、実際藤原竜也さんはやっぱり演技がお上手だなぁと思ったものですが、何あのラストー!という感じ。そもそも遠藤さんが女性になっているあたり、うーん、と思わされたところなんですけど、それで最後にあんなかたちで騙されて終わるとか、すっごいありがちだし、しょうもないなーと思ってしまいました。遠藤さんと利根川の対立も、なんだかわざとらしいような演出(「地下シェルターです!」のくだりとか)。松山ケンイチさんの演技良かったなぁとか、細かいところに目を向けるといいなと思う箇所は散見しているような?
色んな恐怖が!
この作品は原作が漫画なのですが、漫画を見なくても十分楽しめる映画だと思います。いわゆるダメな人生を歩む主人公、伊藤カイジ。借主の保証人になってしまったばっかりに取り立てがきて、半ば強引にむちゃくちゃなゲームに参加させられてしまう。そんなカイジだが、勝負強さだけはものすごくて、危ういところでもなんとか勝ち進んでいく。でも、常に命がけのゲームの連続なので、見ているこっちとしては何度ヒヤヒヤしたことか(笑)内容もさることながら、出演俳優陣も、藤原竜也、香川照之、天海祐希と実力派揃いなのも強みだ。どうかんがえても、バカなカイジだが、どうしても憎めないカイジ。そんなカイジを是非見て頂きたい。
藤原竜也の演技に注目!
大ヒット漫画の映画化作品ですが、漫画に負けず劣らず面白い出来です!結構漫画が面白いと原作負けしてしまうことが多いのですが、これは良かったですね。フリーターのカイジが命をかけた人生逆転ゲームに挑む物語。限定ジャンケン、電流鉄骨渡り、Eカードが描かれています。心理描写がしっかりできており、感情移入をしてしまいます。ハラハラ、ドキドキが止まりませんでした。これはやはり、キャストの選択が良かったのでしょう。皆、素晴らしい演技を見せています。原作はじっくり進んでいく感じですが、こちらはスピーディーで展開も早いので見やすかったです。原作ファンにはちょっともの足りないかもしれませんが、私は十分楽しめました。
ハラハラドキドキ。。そして闇金融の怖さ。
カイジは漫画が原作という事を知ってましたが、映画から入りました。借金地獄になると、こんなことが実際にあるのかな・・。。と想像してしまいました! エスポワールの船で行われた12枚を使った「限定ジャンケン」。この場面は主役の藤原竜也さんの演技より、山本太郎さん演じる船井の憎たらしさがかなり際立っていて、映画にいいスパイスになっていると思いました笑! そして、「鉄骨渡り」のシーンは見ているでけで、ハラハラドキドキします! 松山ケンイチさんも友情出演しています。 カイジがゲームを通し、どんどん逞しく見え、そして裏の裏を読むその戦略が分かると、とても気持ちいいです!!また帝愛グループの香川さんが本当に憎たらしく見え、俳優の方々の演技力がとにかくすばらしいです! でも、実際にこんな世界があったら嫌ですねー!! 怖い!
大好きな映画です!
私の大好きなカイジ!!この映画に初めて出会った時は衝撃的でした。心臓がバクバクで見終わった後、放心状態です(笑)でも、この映画をみて、私は藤原竜也さんがだいすきになりました!!!!!!!!あの、かっこよさ、笑顔、演技力…もう、一ころです(笑)(笑)(笑)なんてゆーか、この映画をみて、人のお金に対する欲はすごいなと思いました…(>_
賭博黙示録カイジ
この辺りは原作を読んでいなかったのでいきなり映画を見たのですが、全体的に暗い雰囲気であんまりよく分からなかった印象があります。原作との変更点も多いらしいですし、心理戦はやっぱり原作の方が面白いのではないかと少し感じました。カード12枚を使った「限定ジャンケン」は分かりやすく面白かったですが、「鉄骨渡り」の演出がもう少しどうにかならないかなぁと感じました。面白さが分かりませんでした。第二弾と比べてみると、第二弾の方がいいかなと思います。(間に原作を読んだからかもしれませんが)『デスノート』の映画版で共演した二人、藤原竜也と松山ケンイチが出ていますが、松山ケンイチは友情出演だったんですね。