自虐の詩の評価
自虐の詩についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が5件掲載中です。
各項目の評価分布
自虐の詩の感想
毒ありハートフル
くすりと笑えるシーンが多くて、ほのぼのした気持ちにももちろんなれるんだけど、どこか毒がある。暴力的な亭主、という設定の時点で、もう、ちょっと毒が見え隠れしている。暴力的なんだけどちゃんと嫁にたいして特別な感情はもっているというのがよい。これを見ていると、ちゃぶ台返しを一度ぐらい、してみたくなる。ちゃぶ台を返されないように、固定してみたりして対抗する妻がかわいい。大家さんのキャラクターも好きだ。音楽(EDテーマ)は安藤裕子。ふわふわした声と切ないメロディー、安藤裕子にしては意味のわかりやすい歌詞が映画の雰囲気にぴったりあっていると思った。