ジョニー・イングリッシュのあらすじ・作品解説
ジョニー・イングリッシュは2003年に公開されたイギリス・アメリカ・フランス製作のコメディ映画である。 「Mr.ビーン」シリーズでお馴染みのイギリスの人気コメディアン俳優のローワン・アトキンソンが主役に抜擢。 なお、2011年には「ジョニー・イングリッシュ 気休めの代償」というタイトルの続編が公開されている。 監督は「スライディング・ドア」のピーター・ハウィットが担当。 共演者には「RED」シリーズのジョン・マルコヴィッチ、イギリスでマルチに活躍するナタリー・インブルーリア、ベン・ミラー、ティム・ピゴット=スミスらがいる。 また、興行収入を1億6058万ドルものヒットに飛ばしており、 この作品はスパイ軍団・MI-7の準スパイジョニー・イングリッシュはドジな行動により数々の失敗を繰り広げるなか、盗まれたイギリス王冠をインターポールのローナとともに取り返そうとするという内容である。
ジョニー・イングリッシュの評価
ジョニー・イングリッシュの感想
カッコ悪いがカッコ良い男
とにかく,面白いの一言に尽きる。あのMr.ビーンが,クールに決めてる映画のポスターを目にして,思わず映画館に足を運んでしまったくらいである。内容も詳しく知らないのに,もの凄い期待を胸に。事実,どうであったか。期待した以上の笑いがあった。映画館のあちこちで,堪えきれずに大笑いする人の姿があった。勿論,私もその中の一人だ。彼(ビーン)は,007に果てしなく憧れている男である。そしてまた,自分も彼に引けを取らないほど有能なスパイだと思い込んでいる。その思い込みによって,巻き込まれていく真面目な取り巻き。映画だとは分かっていながらも,本当に気の毒なくらい様々な,思いもよらない,時にはほーらやっぱり!と言うような問題を起こす彼の犠牲になっていくのである。しかし,そこは出来る部下であり,助っ人であり,全て何とかクリアしてしまう。それを思い込み男は,自分のせいで起こった問題だと気付いていなければ,解決した...この感想を読む