マトリックス レボリューションズの感想一覧
映画「マトリックス レボリューションズ」についての感想が5件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
けっきょくアクション押し映画か、、、。
マトリックスシリーズ3部作の最終作。今作品は2作目の続編的なストーリーになります。まず見た率直な感想ですが、映像技術や音楽、アクションシーンなど今までの作品の中でも最高の出来なのですが、それに特化しているようで、ただでさえ専門用語が多くストーリーのわかりずらい作品なのですが、今作品はアクションが多い為か、ひとつひとつの説明が無い(はしょられてる?)のが残念でした。見た後に解説サイトなどを見ないと理解が難しいかもしれません。総合的にみた感想は、結局ただのSF映画的な作品で終わってしまったのが残念でした。話しの展開がよく有りがちな方に行ってしまったので、この作品のいちばんの魅力である仮想現実というマトリックスの世界感をあまり感じられなかったです。
そして物語は革命する
3部から構成されるマトリックスシリーズ完結編。この映画は、専門用語や難解な設定が当たり前のように出てきますから、正直一回観たくらいでは、細かい内容はちんぷんかんぷんです。ですから、まずは細かいところまでは考えずに流れに身を任せて観賞する事をお薦めします。ですがまあ、完結編でもあるレボリューションズでは、主にネオvsスミスという図式を楽しめる部分も大きいです。徐々にその能力を開花させていき無敵の存在となったネオと、ただの人工知能でしかなかったスミスが、芽生えるはずのない執念という自我によって、その力を増大させて、ついに激突する終盤の戦闘シーンは、シリーズを通して、この映画での最大の見せ場となっています。音楽、演出、映像技術、カメラワーク、アクションとマトリックスの全てがここに集約されているといって過言ではないでしょう。
ラストがねぇ、、と思いながら、3部を通して観直してしまいたくなります!
だいたい3部作って、どこかのパートがどうしようもなく暗くなりがちですが、もともとマトリックスは暗い雰囲気なので、どれもそんなに違いが無いようにも見えますが、やっぱりいちばん暗いのはこの作品ではないかと思います。最初の頃の、ネオが覚醒し、新しいことができるぞ!と冒険していた時期も終わり、彼の役割をまっとうしようか悩むストーリーなわけですから暗くて当然と言えば当然なんですが・・・ここでもやはりオラクル、アーキテクトが登場しますね。彼らの支配下にあったネオたちが、一体どんな選択をすることになるのか、不安な気持ちで迎えるラストですが、う~ん・・・あれ??これ・・・もしかして・・・ドラゴンボール・・・??と、思ったりしつつ、もうマトリックスの次回作はないのかと思うと、ありがたく観たりする自分が、ちょっと悔しくもあるんですよねぇ。
まさにシリーズの集大成である
ついに『マトリックス』シリーズの完結となります。一作目では世界観の説明、ネオの覚醒が主なテーマでした。二作目では超人化したネオの活躍、マトリックスを脅かす存在と化したスミスが物語の中心にありました。そして、三作目はマトリックスの世界から離れた現実の世界となるザイオンでの攻防に焦点を当てています。前作のラストでネオの意識はマトリックスに侵入している状態で、彼を救い出すところから物語が始まる。トリニティを先頭にモーフィアスやセラフがネオを捕らえているメロビジアンの元へやって来る。ここで見せたトリニティの決意は彼女にとって最大の山場で、これによって救世主ネオが救い出されると、今度は人間と機械の戦争に物語が展開していきます。前作では専門用語が容赦なく飛び交っていて、今ひとつ理解できないが、そんな人の為にきちんと分かりやすいアクションを提供してくれています。今までは超人的なカンフーアクションがメ...この感想を読む
全3部作の集大成!!
全3部作の集大成です。2作目の「リローデット」の最後からの続きになります。作品の中の現実世界であるマシーンに支配されている世界はどうなってしまうのか?主人公のネオのライバルであるエージェント・スミスとの決着はどうなるのか?救世主ではなくなったネオはどうなるのか?など、前作で気なった部分がすべて解決します。また、前作ではただの脇役と思っていたキャラクターが全員活躍するので、意味があったのだと納得します。この作品の見所である現実的に見える世界観やCG技術、1作品目から気になっていたマシン・シティーの全貌など、楽しめる要素が沢山あります。ただ、この作品だけ見てしまっても正直なにがなんだかわからい作品になってしまうと思います。