バロウズの妻の評価
バロウズの妻の感想
バロウズとその妻
ビートニクも含め、アメリカ文学には全然詳しくありませんが、コートニー・ラヴの演じる、ウィリアム・バロウズの妻がどんななのか観てみたかったのです。ビートニクの中心的人物、バロウズに、射殺されてしまった妻ジョーンの実話です。バロウズはバイセクシャルでしたが、それでもジョーンを愛していたのは事実のようです。アレン・ギンズバーグやジャック・ケルレアックなどの有名どころも出て来ますので、もう少しビート文学を読んでから見たらよかったかなと思います。コートニー演じるジョーンと、キーファー・サザーランド演じるバロウズの関係は、自殺したコートニーの夫、カートとの関係とどこか重なる気がしてなりませんでした。
そこそこ
深い映画ですかね。カルト作家「ウィリアム・S・バロウズ」の妻、ジョーンにスポットをあてた実話のドラマ。なぜジョーンは愛する夫ウィリアムに銃殺されたのか、その悲劇的事件へ向かって、ウィリアムとジョーンの関係を軸に、親しい友人らの複雑な関係を絡めて描く。主演はコートニー・ラヴ。他にノーマン・リーダス、キファー・サザーランドなどが出演している。コートニー・ラブは、90年代を代表するバンド、ニルヴァーナのカート・コバーンの妻、自分でもホールというバンドをしているし、ソロでも活動している。カートが自殺して十年近く経つ。彼女の中で、カートの存在が渦巻いていると思うと、とても不思議な感じがする。オリヴァー・ストーンのナチュラル・ボーン・キラーズにも出演しているらしいので、そちらも見たいと思います。