ロミオ・マスト・ダイのあらすじ・作品解説
2000年公開、アメリカのアクション映画で、監督はアンジェイ・バートコウィアク。 同監督による、ジェット・リー主演の「ブラック・ダイヤモンド」、スティーブン・セガール主演の「DENGEKI 電撃」と合わせてヒップ・ホップ・カンフー3部作の第1作である。 オークランドで中国系マフィアのドンの息子ポーが殺された。それを知ったポーの兄で元刑事のシンは、父の罪をかぶり収監されていた香港刑務所を脱獄しオークランドに向かう。途中知り合った黒人ギャング団のボスの娘トリッシュの協力で、弟の死の真相を知ろうとするが…というストーリー。 ヒップ・ホップにのってジェットのカンフーが冴える1本である。”ロミオとジュリエット”をベースに、手下との騒動はコミカル、人間関係はシリアス、父の手下で元同僚だったカイとの死闘は壮絶で、最後まで飽きさせない良作である。 主演はジェット・リー。トリッシュ役のアリーヤは本作でもアクションをこなし、歌手でも成功していたこの翌年、残念ながら飛行機事故で死亡している。
ロミオ・マスト・ダイの評価
ロミオ・マスト・ダイの感想
武術とR&Bの融合
マーシャル・アーツの達人であるジェット・リーが主演、ヒロイン役にはR&Bの歌手としても有名なアリーヤが出演、拳法やR&Bの世界が上手く融合していて、尚且つ、ストーリーもサスペンス要素があり凝っていて面白いです。ジェット・リーの他の主演作品に比べると格闘シーンはエンターテイメント寄りのような気がして個人的にはちょっと物足りなかったですが、それでもラストのバトルはすごくカッコよくて良かったです。あの炎の輪をゆっくりとくぐるシーンは、主人公ハンの言葉にできないほどの深い怒りを具現化していた名シーンだと思います。そしていろんなことがスッキリし余韻の残るような穏やかな終わり方も好きです。オススメの映画ですね。
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