発狂する唇のあらすじ・作品解説
2000年に公開された日本のカルト映画。内容はスプラッター、エロティック、カンフーアクション(アクション監督は「ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱」のホン・ヤンヤン)、ミュージカルと多岐にわたる。脚本は「リング」「女優霊」で知られる高橋洋、監督は「血を吸う宇宙」「怪談新耳袋 劇場版」の佐々木浩久。音楽は「呪怨」のゲイリー芦屋。 女子中学生の首が切り落とされる連続猟奇殺人事件が発生し、父親が死刑囚だったことから近隣住民から疎外されている母子家庭倉橋家の失踪した兄美智夫が犯人として疑われ、マスコミや住民らから執拗な嫌がらせを受ける。兄を信じる次女の里美は女性霊能力者間宮に降霊術を依頼、真犯人を付きとめようとするが…。 主演の里美を「呪怨」「死人の恋わずらい」の三輪ひとみ、その兄美智夫を「ライアーゲーム」の鈴木一真、姉かおりを夏川ひじり(浅丘実希)、母暎子を吉行由実が演じている。他に間宮を「地獄の警備員」の由良宣子、FBI捜査官を阿部寛と栗林知美、大佐を大杉漣、刑事を諏訪太朗など。
