ばら色の頬のころのあらすじ・作品解説
ばら色の頬のころとは、2006年5月から2007年1月にかけて、マンガ・エロティクスエフで連載された中村明日美子(なかむらあすみこ)による漫画作品である。太田出版Fxコミックス全1巻。 この作品は、同作者による漫画「Jの総て」(太田出版、全3巻)の前日譚として、エリートばかりが集う全寮制の寄宿舎、私立カレンズバーグ学院中等部を舞台に、「Jの総て」の登場人物であるモーガンとポールを主人公として、二人がまだ少年だった頃の出会いを描いたボーイズ・ラブ作品である。 コミックスが発売された際、漫画家のオノ・ナツメは、この作品の帯に『普段少年に色気を感じることは少ないのですが、このふたりはすごいです』とコメントを寄せている。 また、「Jの総て」の後日となる12ページの描き下ろし短編作品Take my Hand Walk on the Wildsideもコミックスに同時収録されている。 関連作品として、モーガンが主人公の番外編「彼の右目」があり、そちらは「2週間のアバンチュール」(太田出版、全1巻)に収録されている。
ばら色の頬のころの評価
ばら色の頬のころの感想
ばら色の頬をした少年たち
中村明日美子先生の作品はガッツリエロというイメージはあまりありませんが、この作品ではいつもより少なめだったように思います。主人公が中学生だったからでしょうか。ボーイズラブではあるのですが、女性との性行為のシーンもあります。「Jの総て」のスピンオフ作品だということを最近知り、「Jの総て」を読んでいない私は、さらさらっと流して読んでしまい特に強く感じ取ったシーンもなく、「Jの総て」をちゃんと読んでみようと思いました。ポールが中学生にしては色っぽすぎて、ユージーンが女の子みたいで、それぞれのキャラクターはとても印象的でよかったです。「Jの総て」を読んでからまたこの作品を読んでみようと思います。