合法都市のあらすじ・作品解説
合法都市は、東條仁(とうじょう じん)の漫画作品で、週刊ヤングジャンプ誌上にて2008年48号から連載を開始、2010年15号で終了、単行本として全6巻を刊行している。 今作品は、大油田の発見者・盤流源一郎(ばんりゅう げんいちろう)により再生された都市を舞台に、支配するバンリュー石油とある捜査官の戦いを描く。 石油が発見されてから急速に再生し巨大都市となった盤流市、この都市を支配するのはバンリュー石油である。10年前、死にかけていた町は盤流源一郎が大油田を発見したことにより大きく発展した。しかし人口の流入による社会秩序の混乱や犯罪も発生したことから、バンリュー石油とその社員が都市を支配するようになり、社員であれば無罪放免で何をしてもよく殺人も許される「合法都市」となっていた。 一企業が都市を支配することに危機感を持った警視庁は、ある一人の人物を送り込む、その男の名は遠藤優介。遠藤は凶悪犯罪者でバンリュー石油の社員でもある寺沢准一(てらさわ じゅんいち)に成りすまし、盤流市に侵入した。遠藤とバンリュー石油の対決の行方は!?