冒険王のあらすじ・作品解説
1996年公開、香港の冒険活劇でいわゆる香港版”インディ・ジョーンズ”。 監督は、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のチウ・シントン。一部ストーリーが異なる2作が存在する。 インターナショナル版:1930年、考古学者のワイ博士は助手のパオと秘法を探す旅に出るが、同じ秘宝を狙う日本軍や盗賊と戦うことに…。 香港版:現代中国。小説「冒険王」の作家チョウは、妻モニカに離婚を切り出された直後に2人とも事故で入院。やむなくアシスタントのシンとイボンヌは「冒険王」を代筆するが…。 見せ場はどちらも秘宝を巡っての冒険だが、相撲レスラーや2人の女装など盛りだくさんの娯楽作品である。ワイ博士と作家チョウをリー・リンチェイ(ジェット・リー)、奈良将軍とモニカをロザムンド・クワン、パオとシンを金城武、新聞編集者とイボンヌを「香港国際警察」のチャーリー・ヤン、日本軍人とモニカの弁護士を「フィスト・オブ・レジェンド」のビリー・チョウ、盗賊ニーバイを「マトリックス リローデッド」のコリン・チョウが演じている。