陪審員のあらすじ・作品解説
陪審員は、1996年に公開されたアメリカ映画である。監督は、ブライアン・ギブソン。出演者は、デミ・ムーア、アレック・ボールドウィン、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット。 主人公のアニー・レアードは、シングルマザーの彫刻家で、息子と二人で楽しく暮らしている女性である。 アニーはマフィアに関連する殺人事件の陪審員に選ばれるが、同じ頃にマーク・コーデルというバイヤーの男に声をかけられる。ギャラリーでアニーの作品を買ったと言うマークは、アニーをランチに誘うのだった。 ハンサムで魅力的なマークに作品を認められたことが嬉しいアニーは、美しくお洒落をして、仕事場でマークと語り合う。ところが、語り合っているうちにマークの態度が豹変し、裁判で無罪を主張しなければ、息子の命はないと脅される。マークの正体はティーチャーという非道な殺し屋であり、その日から周到にアニーを追い詰めていくのであった。 息子を守ろうとする母親と、殺し屋との戦いを描いたサスペンス映画である。