魔鬼雨のあらすじ・作品解説
邪教集団と闘う一家を描いた、1975年に公開されたアメリカのオカルト・ホラー映画。監督は「怪人ドクター・ファイブス」のロバート・フュースト。「ターミネーター」のエリス・バーマンによる人体が溶ける特殊メイクが話題となった。テクニカル・アドバイザーに悪魔教会のアントン・ラヴェイが参加している。 アメリカの郊外、夫の捜索に出かけた息子マークの帰りを待つプレストン夫人の元に、マークが帰宅、その後、無惨な姿の夫が辿り着き「コービスに本を返せ」と言い残し解け崩れる。夫人はマークに本を託すが、邪教集団に連れ去られる。その教会に向かったマークを、その教祖コービスが出迎えるが…。 マークを「スター・トレック」のウィリアム・シャトナー、コービスを「北国の帝王」「ワイルドバンチ」のアーネスト・ボーグナイン、夫人を「巨大生物の島」のアイダ・ルピノ、中盤に登場する主人公マークの兄トムを「エイリアン」のトム・スケリット、その妻ジェリーをジョーン・プラザーが演じた。ジョン・トラボルタのデビュー作でもある。
