ベニイ・グッドマン物語のあらすじ・作品解説
ベニイ・グッドマン物語は1956年に公開されたユダヤ系アメリカ人のクラリネット奏者・ベニー・グッドマンの伝記映画である。 監督は及び脚本はヴァレンタイン・デイヴィース、製作には「グレン・ミラー物語」でおなじみのアーロン・ローゼンバークが担当している。 アメリカTV界のスターだったスティーヴ・アレンと「素晴らしき哉、人生!」のドナ・リードがダブル主演を務めており、作中にはドラマーのジーン・クルーパ、トランペット奏者のハリー・ジェームス、ベン・ぺラックなどといったアメリカを代表する多くのジャズミュージシャンの出演、さらにはジャズピアニストのフレッチャー・ヘンダーソン(撮影時には故人となっている)役には俳優・歌手のサミー・デイビス・Jrの実父が演じたことでも知られている。 興行収入は270万ドルとなっている。 この作品はシカゴで生まれ育ち音楽教師からクラリネットを習い、巡業楽団の楽員になり、ニューヨークへ渡った後ジャズ奏者になってからの人々との出会い・恋愛などが描かれている内容となっている。