ひと月の夏の評価
ひと月の夏についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ひと月の夏の感想
若かりし頃の英国2大俳優
今ではすっかり映画賞の常連になったコリン・ファース、シェイクスピア演劇ですっかり有名なケネス・ブラナーの若かりし日、スキー中の転倒事故で亡くなった、ナターシャ・リチャードソンなど、英国の有名どころが出ている割には、映画としては地味な作品です。コリン演じるバーキンは戦争の後遺症に悩みながら、小さな村の教会の絵の修復作業にやってきます。教会の傍でテントを張って発掘作業をしているケン演じるムーンも、バーキンと同じく戦争の後遺症で悩んでいます。そんな2人の間には同じ傷を持つ者同士、友情が生まれます。そして教会の牧師の妻のアリス(Nリチャードソン)に恋するバーキン。ひと夏の静かなときを感じられる映画です。