ナインハーフのあらすじ・作品解説
男女の出会いと別れをスタイリッシュに描いた、1986年公開のアメリカの恋愛映画である。監督は「フラッシュダンス」「危険な情事」のエイドリアン・ライン。原作はエリザベス・マクニールの「NINE1/2WEEKS」。音楽は「愛と青春の旅立ち」のジャック・ニッチェ。 NYのギャラリーに勤めるエリザベスは、友人のモリーと出かけたチャイナタウンで出会ったハンサムな男性に魅かれる。翌日、蚤の市で彼と偶然再会、彼はジョンと名乗り、食事や花束などのプレゼントを経て関係が始まる。彼女は刺激的な関係に溺れてゆくが、ジョンの要求は次第にエスカレート、彼女に服従を求めるようになり…。 ジョンを「エンゼル・ハート」「ダイナー」のミッキー・ローク、エリザベスを「L.A.コンフィデンシャル」「バットマン」のキム・ベイシンガーが演じ、優れた映像美と倒錯したベッド・シーンが話題となった。モリーを「顔の無い天使」のマーガレット・ホイットン、他にドワイト・ワイスト、クリスティーン・バランスキー、カレン・ヤングなど。