大列車作戦の評価
大列車作戦についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
大列車作戦の感想
ルーブル美術館の絵画移送計画を阻止する、ナチスへのレジスタンス・アクションの傑作 「大列車作戦」
1944年8月------パリ解放がまじかに迫る中、パリ・ルーブル美術館に所蔵されている「フランスの栄光」とも言うべき、ルノワールやドガなどの絵画や美術品をナチス・ドイツの将校ヴァルトハイム(ポール・スコフィールド)が、自国に持ち帰ろうと移送する計画を実行しようとする。レジスタンスより、この計画の妨害阻止計画を依頼された仏鉄道のラビッシュ(バート・ランカスター)は、各地のレジスタンスの仲間の協力のもと、命懸けでドイツ軍と戦っていくが------。第二次世界大戦中の実話を題材に、壮大なスケールで「影なき狙撃者」「ブラック・サンデー」のジョン・フランケンハイマー監督が描ききった、実に痛快で迫力に満ちた、レジスタンス・アクションの傑作だと思う。ドイツ軍の美術品輸送を阻止せんとする「終身犯」「山猫」の名優バート・ランカスター扮する仏鉄道の修理士ラビッシュと、軍資金的な価値よりも絵画の芸術性に魅せられた「わが命つきる...この感想を読む