School Rumbleのあらすじ・作品解説
「School Rumble」(スクールランブル)は小林尽(こばやしじん)による漫画作品。「週刊少年マガジン」(講談社)に2008年まで連載された。コミックスは全22巻が発行され累計部数は750万部を突破している。また「マガジンSPECIAL」などの誌上で「~増刊号」「~Z」といった関連作品も展開。 女子高生・塚本天満ら多数のキャラクターが登場し、高校生活上で同時・複雑にからみ合う恋愛模様を描いたラブコメディ漫画。表題にある「Rumble」はプロレスでのバトルロイヤルといった意味合いがあり、多彩なキャラが乱入してきたり掻き回して去っていく、といった本作のストーリーを表すものとなっている。 原作からの他メディア展開も多岐にわたっており、OVA、小説、舞台(演劇)、ゲームと枚挙に暇がない。ご贔屓のキャラを「推す」ファンも多く、OVA関連のドラマCD、あるいはフィギュアといった関連グッズも多数存在する。
School Rumbleの評価
School Rumbleの感想
ラブコメかギャグなのか
『うる星やつら』とタイプは同じだが、ややバランスが悪いか『スクールランブル』は週刊少年マガジンで連載されていた漫画だ。6年の連載期間で、約750万部発行された。これはマガジンの歴史のなかでも、かなり売れた部類に入るだろう。メディアミックスも盛んにおこなわれ、アニメや舞台、ゲームにキャラクターCDなど様々な分野に手を伸ばしている。ところでこの『スクールランブル』のストーリーは、ギャグなのか、ラブコメなのか、判別が難しい。分類としては『うる星やつら』のようなスクールギャグコメディに近いだろうが、『うる星やつら』が1つの話のなかにラブコメ、ギャグ、シリアスを混ぜるのは違って、『スクールランブル』はエピソードによってテイストを変える。つまり、一つの長編がそれぞれどういった方向性で進むか異なり、ギャグとラブコメが上手く混在する状況にはなっていないのだ。もし『スクールランブル』のラブコメ路線が好き...この感想を読む
何故人気が出たのか
この作品は正直に言ってしまえば何故人気が出たか分からない作品である。というのも、主人公である塚本天満とその片思い相手であるに烏丸にキャラとしての魅力が少ないからであろう。むしろ脇役の方が魅力的なキャラクターが多いくらいで、その筆頭が播磨や沢近だろう。おそらく沢近の播磨に対するツンデレっぷりが無ければここまでの人気が出ることもなかっただろうと思われる。もっともこの部分があっても個人的にはこの作品をいまいち好きにはなれないが。いっそ主人公をハッキリと播磨だと断言してしまっていればまだ評価は別であったかもしれない。とにかく主人公の良さが私にはよくわからないのである。
個性的なキャラ揃い
つかみにくい漫画だなーと思った。面白くないわけでは決してないのだけれど、うーん、これからどうなっていくのか? この調子だと延々と続けられそうだけど、365日という期限がある限りそれはないのかな。播磨拳児はなぜ天満ちゃんのことが好きなのだろう。そんなこと言いだしたら天満ちゃんも烏丸くんとほぼしゃべったことないっぽいのになんで好きなのか不思議なところ。それが青春というか、若い時代特有のものなのだろうか??花井春樹の直球な感情と言動が好印象。自分のこと好きな人間の感情が視えるってどんな感じなんだろ。お姉さん大好きなところいいなぁ。最後のお話、綺麗で巧いな、と。
School Rumbleの登場キャラクター
塚本八雲
よみがな:つかもとやくも 血液型:A型 身長:166cm 星座:牡羊座 特徴:塚本天満の1歳下の妹。はかなげな雰囲気を持った美少女。セミロングの黒髪、赤色のツリ目、やや太い垂れ眉が特徴。 特技:家事全般、料理 苦手なもの:犬 クラス:1年D組 好きな歌手:さだまさし 尊敬する人物:塚本天満 好きな場所:陽のあたる縁側
菅柳平
よみがな:すがりゅうへい 血液型:B型 星座:蟹座 所属:男子バスケ部 性格:お調子者だが、友人思い。 特徴:麻生の親友。赤髪で、左耳にピアスをしている。 好きな食べ物:ラーメン 実家:漬物屋 声:保村真 誕生日:7月11日生まれ 名言:「恋人はラーメン」
花井春樹
よみがな:はないはるき 血液型:A型 身長:183cm 体重:78kg 星座:牡牛座 性格:思い込みが激しい。固い性格。 特徴:メガネの学級委員長。律儀で努力家、質実剛健。播磨と同じくらいのバカ。 将来の夢:弁護士 実家:「花井道場」という少林寺拳法道場 誕生日:5月7日生まれ 得意なもの:料理