ザ・プレイヤーの評価
ザ・プレイヤーについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ザ・プレイヤーの感想
ハリウッド映画を盛大に皮肉ったコメディ映画
映画会社の多忙さが十分に伝わる冒頭部この映画は映画会社の重役であるグリフィン・ミルが主人公だ。その彼をティム・ロビンスが演じている。脚本家からの企画の売り込みを選別するのが彼の仕事であり、そのため一日125本もの電話が彼の元にかかってくる。当然すべてじっくり聞く時間はなく、「25語以内で話せ」とか「連絡する」と言いながらしないなど、自然に態度は尊大になり、敵も多い。そんな中、彼の元に脅迫状が届き始める、というストーリーだ。映画の冒頭部はとにかくその多忙さが伝わってくる。グリフィンに走り寄る脚本方たち、またその関係者たち。カメラは切り替わり、そこから人から人へとカメラは流れるように移動していく。女性同士が話しているのを写していると思えば、そこにすれ違った男性同士の会話にカメラがついていくといった具合だ。それが繰り返されることで、この業界の忙しさが実感できる。そして皆早口で話し、早足だ。だ...この感想を読む