夢のような話のあらすじ・作品解説
漫画「QあんどA」は小学館出版の「ゲッサン」で2009年から2012年の3年間連載されていた。作者はタッチ、H2、ラフなどの数多くのヒット作品を世に送り出してきたあだち充である。あだち充の作品ではスポーツが物語の重要な要素になることが多く、この作品では陸上競技が取り上げられている。 主人公の庵堂厚が父の転勤により、昔住んでいた街に6年ぶりに帰ってくるところから始まる。そして昔住んでいた家にはなんと昔事故で帰らぬ人となったはずの厚の兄、安堂久が霊となって住んでいたのであった。幽霊の兄と弟を中心に厚の幼馴染である前沢遊歩、いじめっ子のがき大将陣野力など個性豊かなキャラクターが登場する。様々な人に囲まれながら恋愛、スポーツ、日々の学校生活を通して成長していく厚。すでに亡くなったはずの兄が霊として目の前に現れるという夢のような話の中に、誰もが通る華やかだが少し切ない青春の1ページが鮮やかに描かれている。
夢のような話の評価
夢のような話の感想
今まで報われなかったけど…
男しか愛せなくて、でも昔から報われることのなかった加納さんにようやく春が訪れるのか…!年下のイケメン後輩沢村は、人当たりもよくて人気者で加納さんの想い人です。でも、気持ちを伝えたとしても冷たい目で見られるかもしれない…それなら課長と部下という仲でもこのままでいられるなら、と思っていた矢先に沢村に気持ちがバレてしまいとても焦る反面嬉しかったりもするのですが、実は沢村はドSでした!!縛ったり玩具を使ったり目隠ししたりと、好きな子ほどいじめたいという言葉がそのまま当てはまるような人間だったのです。加納の昔を知っている人が現れるのですが、その人に加納は優しくされるのが好きだと聞いて頑張って優しい彼氏を演じるのですが長くは続かず、逆に優しい沢村に加納は不安を感じてしまったり恋愛経験のない加納さんは振り回されっぱなしです!二人が行きつけのバーのバイト君とオーナーの話も同時収録で、こちらも欠かせない...この感想を読む