岡本倫短編集 Flip Flapのあらすじ・作品解説
岡本倫短編集ＦｌｉｐＦｌａｐは、岡本倫による青年漫画作品である。作者の岡本倫は、和歌山県出身の漫画家で、代表作に「エルフィンリート」や「極黒のブリュンヒルデ」など数々の作品がある人気作家である。エルフィンリートと極黒のブリュンヒルデはともにアニメ化されて、高い人気を誇っている。 岡本倫短編集ＦｌｉｐＦｌａｐは、2008年に出版された初の短篇集で、その後2014年には新装版としてリニューアル発売された。2008年の愛蔵版は、箱付きで「Allumage SIDE」と「Flip Flap」の2冊が収録されているという豪華な仕様である。雑誌に読み切りで掲載された作品と、未発表作品とが合計9作品収録されている。クラスで孤立しているミステリアスな同級生の美少女の意外な姿を目撃してしまった村上の運命は…。初期作品から徐々に変化していく作者の絵の変遷も見どころのひとつであ、その後の岡本作品の特徴が随所に見られる作品となっている。
