怪人カリガリ博士のあらすじ・作品解説
怪人カリガリ博士は、1963年に公開されたアメリカ映画である。監督は、ロジャー・ケイ。出演者は、グリニス・ジョンズ、ダン・オハーリー、ディック・ダヴァロス、ローレンス・ドブキン。 車で一人旅をしていたジェーン・リンドストロムは、車が故障したために歩いていると、一軒の屋敷にたどり着く。屋敷にはカリガリという男と女性が住んでいて、歩き続けて疲労していたジェーンが助けを求めると、二人は飲み物や食事を勧めてくれたり、泊まる部屋の用意をしてくれたりと、とても親切なのだった。 しかし、ジェーンがカリガリの部屋に行くと、ドアを開けてすぐに回転扉があったり、カリガリにカードを見せられたりとどこか奇妙である。 屋敷は広くて、何人かの来客が泊まっているのだが、門扉は開く時間が決まっていて電話も出来ず、やがて屋敷に閉じ込められていることに気づくジェーンであった。 カリガリに追い詰められていく恐怖を描いた心理サスペンスである。
