炎の料理人 周富徳のあらすじ・作品解説
炎の料理人周富徳は、実在する中華料理の料理人である周富徳の半生をもとにしたマンガである。作者は今泉伸二、総合企画と原案はKISHO、原作は荒仁が担当した。1994年12月から集英社のスーパージャンプで連載開始、約2年間掲載され、コミックスは全9巻が出版されている。連載にあたり、周富徳とマンガ制作スタッフは香港へ行き、現地の食材店や調理道具を販売する店などを取材した。 周富徳は、中国人の両親のもとに戦後の日本で生まれた。18歳のときに料理の世界に飛びこみ、有名ホテルの中華料理店などで経験を積んだ。別の中華料理店の総料理長やオーナーになったり、テレビの料理番組での活動で知られる。マンガは周富徳の幼少期からストーリーが始まっているが、伝記的な内容だけではなく、創作された部分も含まれている。 炎の料理人周富徳を原作として、テレビドラマも制作された。1995年にフジテレビ系列で放送され、周富徳役は堂本光一が演じた。