暗黒街の弾痕のあらすじ・作品解説
暗黒街の弾痕は、1961年に公開された日本映画である。監督は、「独立愚連隊」「江分利満氏の優雅な生活」「大誘拐 RAINBOW KIDS」の岡本喜八。脚本は、「モスラ」「怪獣大戦争」の関沢新一。音楽は、「悪い奴ほどよく眠る」「姿三四郎」の佐藤勝。出演者は、加山雄三、佐藤允、三橋達也、ミッキー・カーチス。 新型の高性能エンジンを搭載した車が崖から落ち、乗っていたコマツモータースのテストドライバー、草鹿一郎が死亡した。弟の草鹿次郎は、事故ではなく産業スパイによる他殺であるという噂を耳にして不審に思い始める。次郎は親友の須藤健と共に調査をしていき、互栄経済研究所の存在を知った。研究所の所長の大鳥が経営しているクラブに乗り込み、クラブの歌手から情報を得る。ついに国際的な産業スパイが暗躍している事実を掴んだ次郎と健は、兄の仇を取って陰謀を阻止すべく戦っていくアクション映画である。 岡本喜八の暗黒街シリーズの3作目。