悪たれ巨人のあらすじ・作品解説
悪たれ巨人は、高橋よしひろが原作した漫画である。週刊少年ジャンプで1977年から連載を開始、1981年に終了、単行本として全22巻が刊行されている。原作者は熊犬の銀の成長する姿を描いた「銀河－流れ星銀－」や、闘犬を主人公にした「白い戦士ヤマト」などの作品がある。 今作品は主人公・村瀬明や女房役のカボが野球を通して成長し、個性ある数々のライバルと対決していく。 明はヤング巨人という草野球の補欠をしているが、練習などすることなく遊んでばかりいる。そんな明には野球の天性の才能が秘められていたのだった。 明は速球派のピッチャーだがコントロールは全くない。そんな明の前に現れた平松誠は変化球を得意とし、針の穴をも通すコントロールの持ち主だった。誠に刺激を受けた明は、特訓を積むことで制球力をつけていき、チームのエースへと成長するが、あまりの速球に受け取るキャッチャーがいない事に気づく。そんな時、親友のカボにキャッチャーを依頼するのだった。
