ノノノノのあらすじ・作品解説
ノノノノは、週刊ヤングジャンプで2007年47号から2011年2号まで掲載されたノルディックスキージャンプを題材にしたスポーツ系の作品で単行本は全13巻、作者は、岡本倫先生である。 この作品は、オリンピックで金メダル確実と言う状況で、失敗ジャンプをし、世間から追われるように世捨て人になってしまった父の無念を晴らす為に、オリンピック出場を目指す兄妹の物語だが、連載開始時点から、兄悠太は自分の才能の無さに絶望し自殺したと言う設定である。そして本来はオリンピックに出場できないが、ジャンプの才能に恵まれた妹のノノが、死んだ兄に成りすましインターハイ、全日本、そしてオリンピック金メダルを目指すストーリーになっている。 ノノノノが漫画ファンの多くに高い評価を受ける理由のひとつに、興梠みかげ、天津暁、尻屋潔等の脇キャラの魅力的が挙げられる。彼らのおかげで、本来なら重い設定の本作がギャグありの痛快な作品になっている。