ワッハマンのあらすじ・作品解説
ワッハマンは、月刊アフタヌーンに掲載された、あさりよしとお原作の日本漫画である。 紙芝居の黄金バットを元にしたオマージュ作品でもある。そのあらすじは、一万年前のアトランティス文明の生き残りで、現代に復活した、主人公の物語である。この主人公は、金属オリハルコンからなる体だけではなく、とても高い身体的能力と戦闘技術を持つ、無敵の人物である。空中移動や水中移動も可能で、本気で戦えばほぼ無敵といえるのだが、本人に戦闘意識がほとんどないため、その力を発揮することは滅多にない。主人公の目的は、謎の人物、パパを倒すことであるが、その目的の記憶が失われており、今一戦うことにおいて受動的なのであった。そんな主人公であるが、普段は浮き草のように世界をただよい、放浪を繰り返していたが、様々な人々との出会いで、自らの使命について覚醒し、パパの陰謀に立ち向かうために戦いを始めるのであった。ユーモア溢れ、ときに感動を呼ぶ、あさりよしとおの人気作品の一つである。