ハーフな分だけのあらすじ・作品解説
星里もちる氏によるコメディタッチのラブストーリー、ハーフな分だけは、1989年よりビッグコミックスピリッツにて連載された作品である。 主人公である音裏由羽は12歳までロサンゼルスで過ごした為、英語の能力は巧みなものであった。得意の英語を仕事にしたいと、翻訳家への道へと突き進んでいたものの、由羽は英語が得意なだけではうまくいかないという、翻訳家への道のりの厳しさに悩んでいた。 彼女は自分が手がけた作品のできを見るべくして、videoレンタルほろほろというレンタルショップに足を運ぶ。そこでは自身の翻訳した作品が流れており、感動に涙を流していると、店員が爆笑したことがきっかけにバトルが勃発した。 そんな由羽は、ある日友人の結婚式に参加することに。そこで、バトルを起こしたレンタルショップの店員と再開する。彼は俳優を夢見てバイトをしている、御前岳実。彼は涙もろい由羽と違い、臭いセリフアレルギーを持ち合わせていた。 ふたりの巻き起こすドタバタコメディと、純粋なラブストーリーが楽しめる作品である。