大切なのはどうするかじゃないどれだけ真剣に悩んだかってコトさ
園崎魅音
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ひぐらしのなく頃に宵越し編は、原作・竜騎士07、作画・みもりの漫画で、07th Expansionの同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に」の鬼曝し編に続く2作目のコミック版オリジナルストーリーである。2006年から2007年にかけて全2巻(全14話)が刊行されている。 これまでのシリーズの舞台は昭和だったが、本作は打って変わって平成が舞台となっている。昭和58年に大災害によって全滅した雛見沢が20年の時を経て封鎖が解かれる。何者かに導かれるかのごとく集まってきた男女5人の主人公たちは再び数奇な運命に巻き込まれていく。これは、一晩きりの短い事件、宵を越し、朝日の訪れとともに終わってしまう、つかの間の夢の様な物語。 ひぐらしのなく頃にのシリーズは多数あるが、本作は、多作とは違い、雰囲気やストーリーの方向性において異彩を放っている。萌え要素を含んだ絵柄が一切なく、少女漫画要素が色濃く出ていることも特徴である。
この宵越し編には、いつもとおなじみに圭ちゃんやレナ、梨花ちゃん、さとこは出てこない。でてくるのは、なんと大人になった園崎魅音ただ一人です。その他は、知らない人がちらほらと。まあ、いつものバカ騒ぎがないのがさみしいです。園崎魅音の服装やキャラ、オーラが怖い感じの雰囲気を醸し出しています。着物に日本刀って、、、あんなくらい森でこんな人と出会ってしまった乙部彰はさぞ怖かったことでしょう。この巻では、鬼隠しが多発します。車や人がどんどん消えていく。さらには、工くんまで死んでしまうという結末に。乙部彰はまたしてもかわいそうです。ただ布団を取り出そうとしただけなのに、そのなかから非情にも、死体が、、、。どんな気持ちになったことでしょう。考えたくありませんね。
よみがな:そのざきみおん
園崎魅音
十和田さんと別れた後、乙部の質問に対するセリフ
園崎魅音
練炭自殺した仲間達と和解しがんばれといわれた乙部にかけたセリフ
乙部彰
乙部が自分の罪を悔い練炭自殺した人たちと和解した時のセリフ