ロケットでつきぬけろ！のあらすじ/作品解説

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ロケットでつきぬけろ！のあらすじ・作品解説

ロケットでつきぬけろ！は、週刊少年ジャンプで2000年34号から44号まで掲載されたモータースポーツを題材にした漫画である。作者はキユ（松井勝法）先生で、この作品が初連載作品でした。この作品のあらすじは、カートを始めたばかりの主人公（春田倫雄）が、伝説のレーサー（赤城慎吾）のベストタイムを追い抜いた事から物語が始まる。その後、自分がカートで追い抜いた赤城慎吾のベストタイムは過去にものであり、本気を出した赤城の凄まじい走りを鈴鹿で目撃した春田は、その衝撃から自らもレーサーを目指す事になる。このように、少年漫画らしいスタート切った本作であったが、全10週（単行本全1巻）と言う短い掲載期間もあいまって、不完全燃焼のままストーリーは幕を閉じたのである。だが、本作はジャンプ伝統の10週打ち切りを本当の意味（実際には10週きっかりで終わった作品は少ない）で実現した漫画として、漫画ファンの間では知名度は高く、後の打ち切り漫画に対し、掲示板等で「ロケットでつきぬた」などの書き込みが多く見られるのは、本作のタイトル「ロケットでつきぬけろ！」から由来する。