おおかみこどもの雨と雪の感想一覧
アニメ「おおかみこどもの雨と雪」についての感想が25件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
命の大切さと生活していくのに必要なのは絆と教えてくれるアニメ
私は映画でも見たのですが、本当に感動しました。物語の見所はあめとゆきの考え方の分かれ方です。女子大生の花とおおかみ男との間に生まれたあめとゆき。ですが生まれたあめとゆきもおおかみの子供だったのです。ゆきはおおかみの女の子でありながら、人間の生活に打ち解ける事に頑張っていき、おおかみの男の子であるあめは自然と共に生きる事を選びました。同じおおかみでも人間とかかわる事でこれだけ考え方が違ってくるのです。生活していくのにも苦労する母親の花。でも愛した人との間に生まれたゆきとあめを支えていくのです。詳細は作品を見て下さい。グラフィックは綺麗です。サマーウォーズの続編といっても内容は全く違うのですが、グラフィックは受け継いでいます。このアニメを見て、少しでも生きていける幸せを感じて欲しいです。男女問わず、年齢問わず、全ての方に見て欲しいです。
実際にあるようなリアルな場所が舞台
かわいいおおかみ子供を観ることができます。CMで綺麗な映像が気になったのと、友人に勧められて観ました。この作品の一番素晴らしいところは自然の描き方でしょう。美しくその映像だけでも結構価値があると思います。おおかみ子供と母親が山を走ったり、雪で転がっている姿はとてもほほえましく心がほっこりします。しかし、大きくなるとそれぞれに違った道を歩もうとする子どもたち。母親の気持ちというものがとてもよく描かれていました。最後は、悲しくもありましたが、感動できました。わかりやすいハッピーエンドが好きな方だと好きではないかと思いますが、いい終わり方だと感じました。
人生でベスト3に入る映画!!!
時をかける少女以来、細田守監督の大ファンで、今回の作品もずっと楽しみにしていました!期待以上の感動作☆私の人生において、とても大切な作品となりました☆映画が始まりは、花とオオカミの彼の出会いから。とっても純粋な恋愛を経て、相手がオオカミだと知っても、気持ちはゆるがなかった花ちゃん。この映画は、オオカミに恋した花が、どんどん母として強く成長していく仮定や、おおかみこどもの雨と雪が、おおかみの混血であることを自覚し、大人へと成長し巣立つ日までの感動ストーリーなのですが、もう終始号泣でした。。 エンディングでかかる“おかあさんの唄”は、自分が翌年結婚式を控えていたのもあり、母への感謝の気持ちがシンクロしてまた号泣。今度は、自分が子供が出来たとき、違った目線でまた楽しめたらいいなーとその時を楽しみにしています。
10歳と20歳後の見方で感情移入が違う!
子供向けのアニメに見えるようで実は今の大人、親に何かを訴えるための作品だったのではないかと噛み締める思いで見ていました。人生は何が起こるかわからないものでこの作品にはそれぞれの視点で「生きる」をテーマにストーリーが広がっていて皆それぞれうれしいことや悲しいことや悩んでいることが異なっていて一人一人の主人公に感情移入ができるものでした。恐らく、10歳で見た人はすごく絵が綺麗で面白かったなーで終わると思うのですが1年後2年後10年後と観直したときに感情移入の仕方が違うと思います。因みに僕から見たこの作品の見どころは、雨と雪がそれぞれの考えを持ち始めて喧嘩をするところです。人間とオオカミの血を持った子供たちならではの喧嘩っぷりでリアルの子供の喧嘩が可愛いくらいに思えました。是非、家族一緒にご視聴することをお勧めします(^ν^)
今までにない感動
今まで見てきた映画の中で1番の感動でした。映画館で2回、DVDで1回観ました。お話があまりにも切なく涙が何度もこぼれました。その上繊細で鮮やかな映像に作りこまれた音楽。最高です。アニメなので子供向けかと思いきや内容は結構大人向け。小さい子には少し理解できないかも…?苦悩しながら一生懸命おおかみの子供たちを育てる母親の優しさ、寛大さに大変胸を撃たれました。お父さんの亡くなり方も目を瞑ってしまいたくなるような描写でした。言葉にできなかったです。ほかにもたくさん胸を打たれるような内容が詰まっていて最高でした。観ていない方はぜひ見るべきだと思います!お勧めです!